Accessで作るシステムパターンその③

最終更新日時 : 2014/11/17
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「顧客管理」をシステム化しておくと、「当社のお客さまの好みや特性を調べてみよう!」「はがき印刷やラベル印刷をまとめてやっちゃおう!」とかが、簡単にできます!

 

こんにちは!つむぎです。
今回はAccessで作るシステムのパターンのその③をお話ししたいと思います。

 

[パターン③]
不定期に新しいデータが追加され、データの参照を主に行う
(データ蓄積・適時参照型)
※過去のデータは基本的には削除せず、保存して使用

このパターンを、「顧客管理」の事例で考えたいと思います。
通常「顧客管理」は、いろいろな業務システム内のマスタデータの一部として機能する場合が多いのですが、「顧客管理」の部分だけを使用される会社さまもあります。

 

[顧客管理の部分だけを使用される場合の事例]
・単純に顧客情報について、辞書的に調べることが多い
・定期的に顧客宛のDMやメルマガ配信、発送物がある
・発送物用のはがき印刷や封書印刷、ラベル印刷が必要
・顧客ごとの嗜好や特性などをデータで分析する
・顧客ごとの対応状況や対応履歴を管理している
など

上記のような形で使用される場合は、「新規顧客の登録と登録された顧客情報を参照して何かの作業を行う」ということがメインになってきます。
「データは毎日追加されるということはあまりなく、主に辞書的に使用される」のもこのパターンの特徴です。

 

[Accessで管理すると、こんなところに効果が上がります!]
・顧客情報を視覚的に見やすい形で管理できる
・顧客宛のDMやメルマガ配信、発送物は、一斉に送ったり、登録された特性別に抽出して送ることができる
(例:30歳以上の女性に送る/大阪府在住の人にのみ送るなど)
・はがき印刷や封書印刷、ラベル印刷が簡単に行える
・登録された項目について、顧客の嗜好や特性などのデータの分析が容易にできる
・どの顧客にどのように対応したかを登録しておくと、簡単に顧客別の対応履歴が調べられる

 

このように、日誌的なデータを連動させることにより、「クレームなどの対応」にも役立てることができます。
このシステムパターンその③は、「お客さまへのサービス向上」にぜひ役立たてていただきたいものです。

Accessで業務システムを作成すると行っても、考えられる業務パターンやシステムのあり方はさまざまです。
「つむぎ」ではお客さまのご相談内容から、それぞれのお客さまに合った作業効率の改善を、お客さまと共に考えてご提案していきます。
「今の作業を便利にしたい!」とお考えのお客さまは、お気軽につむぎにご相談くださいね♪

 

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