Accessで作成するシステムの構成パターン考察

最終更新日時 : 2014/11/17
LINEで送る
Pocket

みなさん、こんにちは!つむぎです。
今回は、Accessでシステムを作成する時の構成パターンについて考えてみたいと思います。

Accessでシステムを作成する場合、考えられる構成パターンは下記の3つ。
①1つのAccessファイルだけで構成
②2つのAccessファイルで構成
③DBはSQLServerやMySQLなどを使用して、Accessはフロントエンドとして構成

それでは具体的に、それぞれの構成パターンの特徴を見ていきましょう。

 


Accessで作成するシステムの構成パターン①
→1つのAccessファイルだけで構成

Accessで作成するシステムの構成パターン①

・テーブル・クエリ・フォーム・レポート・プログラムなどを、1つのAccessファイルの中に作成し使用します。

(耐久使用人数)
主に1人で使用する場合は、このシステム構成を使用することが多いです。
→つむぎとしては、1人で使用する場合でも、パターン②の構成を推奨します!

(メリット)
・1つのファイルで管理するので、Accessのことを知らない人でもバックアップが取りやすい
・メンテナンスも1つのファイルで完結

(デメリット)
・すべての機能が1つのファイル内にあるので、ファイルが壊れた場合、データの復旧が困難
・複数人数で使用すると、使用中システムが固まったり、ファイルが壊れやすくなる
→1データを複数の人で更新しようとすると、「排他制御」の機能が働く
・データ量が増えるとファイルが肥大化し、動作が極端に遅くなる場合がある

 


Accessで作成するシステムの構成パターン②
→2つのAccessファイルで構成

Accessで作成するシステムの構成パターン②

・テーブルだけを作成して、サーバーとして使用するAccessファイルと、クエリ・フォーム・レポート・プログラムなどを管理するAccessファイルを連携させて使用します。
※Accessのリンクという機能を使って、テーブルをリンクさせて使用します。

(耐久使用人数)
2~3人で使用する場合は、このシステム構成の使用を推奨します。

(メリット)
・テーブルとその他のオブジェクト(クエリやフォームなどの総称)の機能が分かれているので、万が一ファイルが壊れた場合でも復旧がしやすい
・上記とかぶる所があるが、データ部分が守られる
・2~3人の使用では、使用中固まることが少なくなり、ファイルも壊れにくくなる
→この部分は、複数人数での使用を考えて設計した場合のメリットとなります。

(デメリット)
・2つのファイルになるので、バックアップを取りにくい(忘れやすくなる)
・メンテナンスを行う時に扱うファイルが2つになるので、複雑になりやすい

 


Accessで作成するシステムの構成パターン③
→DBはSQLServerやMySQLなどを使用して、Accessはフロントエンドとして構成

Accessで作成するシステムの構成パターン③

・データの保存部分をSQLServerやMySQLなどのデータベースソフトを使用し、そこにテーブルだけを作成して、サーバーとして使用します。
クエリ・フォーム・レポート・プログラムなど、私たちが直接係る部分のみを持ったAccessファイル別に作成します。
Accessのリンク機能に代わるODBCという接続機能を利用して、データベースソフトとAccessファイルをリンクさせて、システムとして運用します。

 

(耐久使用人数)
5人くらいで同時使用する場合は、このシステム構成を使用します。

(メリット)
・テーブルはデータベースソフトが管理するので、滅多なことでは壊れない(データ部分が守られる
→100%壊れないということではありません。
・Accessのファイル部分が壊れても、データ部分に影響しないので復旧が容易

・複数人で使用しても、使用中固まることは滅多にない
→この部分は、複数人数での使用を考えて設計した場合のメリットとなります。

(デメリット)
・データのバックアップは、データベースソフトの専用の知識が必要になる
・メンテナンスを行う時に扱うソフトが2つになるので、複雑になりやすい

 


 

以上のように、それぞれの構成パターンのメリットとデメリット、システムを使う人の人数や管理面からシステム構成を考えていく必要があります。
Accessでシステムを考えられる場合、ぜひ上記の構成を参考に、御社にとって最適なシステム構成を探してみてください。
つむぎでは、おひとりで使用される場合でも、将来的に複数人での使用に発展しそうな場合は、パターン②及び③の構成をおすすめしています。
「どんなシステム構成がいいかわからない?」とお悩みの方は、つむぎまでお気軽にご相談くださいね♪

 

LINEで送る
Pocket

PAGE TOP