こんにちは!つむぎです。
少し前に読破した本になりますが、とってもオススメなので、ひさしぶりに書評などを♪
今回ご紹介するのは、「営業の悪魔~チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?~」長谷川千波著(祥伝社刊)。
こちらの書籍、書店に行くとビジネス書に分類されているのですが、実は小説!
営業の世界をリアルに描いた、実に読み応えのある作品なんです!!!
とある知りあいの書店の店長さんから、「おもしろいから、ぜひ!」とご紹介を受けて読み始めたら、これが止まらなくなるほどオモシロイ!
で、あらすじはというと?
(あらすじ)
営業代行を専門とするMUGENグループ。
入社3年目の南原航介は、MUGENグループの営業マン。
だが彼は実績がなかなか出せず、あせりばかりがつのる日々を過ごしていた。
そんなある日、本社の営業本部長から呼び出しがかかる。
航介に言い渡された特命任務、それは「トップセールスの営業現場に同行し、その秘密を探り報告すること」。
任務で航介が出会ったトップセールスマンたちは、ひと癖もふた癖もある面々。
・全体に調和しないのに、なぜかひとり群を抜いて「教育資材」を売り上げるトップセールスマン
・お客さまに笑顔を見せないのに、なぜか化粧品販売の売上げがハンパないスーパー女性販売員
・普通なら引退していてもおかしくない年齢なのに、実演販売で高級絵本をドンドン売り上げる強者年配営業員
彼らはなぜ、営業でトップを行くのか?
他の営業社員と何が違うのか?
航介は彼らから盗み学び、いつしかある考えにたどり着く。
その先に航介が探しだした答えとは?
果たして航介は、どんな未来を歩むのか?
実在の人物をモデルにしながら、長谷川先生の筆はひとりひとりの登場人物を物語の中で際立たせ、彼らはそのなかでイキイキと息づいている。
どの登場人物にも共通しているのは、営業を義務と感じるのではなく、「やりがい&よろこび」として捉えていること。
現場の経験があればこそのリアルなタッチは、読むヒトを「営業の世界の住人」にしてしまいます。
「将来、映像化されるのでは?」の予感させる本作品!
わたし的には、池井戸さん超え!!オススメです!!!
すべての社会人に贈りたい、「営業の悪魔~チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる?~」。
「営業の極意」を眼で読み、心でぜひ感じてください!!!