つむぎ流Access物語~Part2~(好きこそものの上手なれ編)

最終更新日時 : 2015/05/09
LINEで送る
Pocket

つむぎ流Access物語~Part2~(好きこそものの上手なれ編)

 

こんにちは!つむぎです。前回の更新から、かなり間があいてしまいました。(^^ゞ
さて今回は、その後「請求管理システム」はできたのか?というあたりから。

初めてのシステム作りは大変だったけど、ホントに楽しい時間でした。
そして「請求管理システム」はできあがり、実際に動き出し、その業務が続いた2年ほどの期間使われました。
今思えば、この1作目のシステムは、まだまだなところもある未熟なシステムだったと思います。
画面の色の使い方、画面遷移のなめらかさ、プログラムの完結性など、未熟なところがいっぱいです。

でもとにもかくにも、業務を遂行する上で、問題なく動くシステムを作り上げたことは、わたしの中で大きな自信につながりました。
それまで、特に手に技術を持っていたわけでもない。
そんなわたしでも、「頑張ればカタチにできるものがある!」という達成感と喜び!
初めて感じたこの「達成感と喜び」が、今のわたしに続いているのだと思えてなりません。

 

その後は、社内からいろいろな業務システム制作の依頼がありました。
・ビデオの在庫管理システム
・配車管理システム
・部品梱包管理システム
などetc。。。

いろいろなシステムを制作していく中で、その業務によって、いろいろな設計や組み立て方を変える必要があることも学びました。
「現場で見て学んで、自分の中に取り込んだ経験」。
後々わかるのですが、これはある時はとてもいい意味での「強み」になり、またある時には「弱み」にもなる部分でした。
システム会社勤務を経て起業した今、「現場で見て学んで、自分の中に取り込んだ経験」は、間違いなく「わたしの強み」になっています。

 

1つ1つのシステム制作時には、それぞれの現場に足を運んで現場の担当者の話を聴きました。
そして現場の担当者と一緒に、システムの仕組みを考え、それをわたしがカタチにしていく。
この現場とのやりとりは、現在の「つむぎ」のサービスのスタイルの原点になっています。

①お客さまと同じ目線を、いつも大切すること
②今、何がお客さまにとって必要なのかを、お客さまの立場に立って考えること
③むずかしい言葉は使わず、わかりやすい説明でサポートすること
④制作物は、1つ1つ代表がまごころを込めて、ていねいに手作りすること
⑤使う人が本当に使いやすいシステム作りを心がけること

現場の方が、「ホントに便利になった!」「ありがとう!」って言ってくださる言葉は、何よりの励みになりました。
この現場の方からの言葉が、「つむぎ」の想いの原点になっています。

・お客さまの笑顔がたからもの!
・お客さま、おひとりおひとりとのご縁を大切すること
・おひとりおひとりのお客さまに「しあわせの笑顏の花」がいっぱい咲くお手伝いをすること

 

物流会社さんでは、ホントにいろいろなことをさせてもらいました。
・社内のITのセキュリティ設定
・ネットワークやPCの設定、管理、トラブル時の対応
・電話応対、書類作成などの一般事務
こちらでさまざまな業務にたずさわらせていただいたことで、「中小企業の大変さと底力」を感じることができたのも、わたしにとって大きな経験と強みになりました。

そんなこんなで5年半勤めていたある日、上司から転属の話がありました。
配属予定先は、いままでの業務とはまったく関係のない部署。
「天職」を見つけた!と感じて働いていたわたしにとって、その話はかなりショックな出来事でした。

上司との面談の時、なぜそう感じたかはまったく説明がつかないのですが、ある直感がわたしに訪れました。
そして次の瞬間、わたしは上司に、こう口走っていたのです。
「わたしは今の仕事を天職だと想っています。それができなくなるのでしたら、辞めさせていただきます。」と。

後で、家族からはこんなふうに言われました。
「言ってしまったことは仕方がない。でも今度からは、少し慎重に考えてから話すように」と。
確かに!その通り!早急な自分本位な返答だったと想います。
この家族からの助言も、いまでは大きなアドバイスとしてわたしの中に残っています。

ふと降ってきた直感、それはおそらく「わたし自身の心の声」
わたしは今にいたるまで、この直感に心のままに従ってきたように想います。
少しは、慎重に考えながら。(笑)

 

「好きこそものの上手なれ」、素敵な言葉。
わたしは、好きなもの(天職)を見つけて、それを突き詰め、その時その時に感じる直感に正直になることで、「つむぎ」を起業することになりました。
起業志向でなかったわたしが、今こうして起業している不思議。
キッカケとご縁の不思議。
この物流会社で働かせていただけたことが、「つむぎ」の原点になっています。
その意味でも、これらの経験に今、ホントに感謝しています。

 

そしてその後、物流会社を退社したわたしは、無謀にもシステム会社に入ることになります。
次回は、このあたりの苦労(結構大変でした。)などを紡いでいきたいと想います。=*^-^*=

 

LINEで送る
Pocket

PAGE TOP